病床規模やなど看護師として好待遇を受けるための働き方とは

看護師の平均年収は492万円です。月収で言うと約33万円となります。比較的高めな理由は、看護師の働き方にあります。勤務先によって相場に差はありますが、2交代制の場合平均で夜勤1回あたり1万円、3交代制では4千円から5千円となります。これが月数回あり、平均月収の約1割を占めているのです。

また、看護師の給料は、夜勤手当以外にも差が出る原因がいくつかあります。まず、勤務先や年齢や実務経験、また勤務する都道府県によっても差があるため、より待遇が良く給料も高いところに勤めたいと考える場合には、下調べが必要です。

例えば、大規模病院も給料は高くなります。病床規模が大きければ大きいほど高くなる傾向があるのは、大規模な病院ほど福利厚生もしっかりとしており、手当など働くスタッフへの待遇が良いからです。また、大規模な病院は入院患者も多いことから、夜勤の回数が増えて給料があがるという一面もあります。また、高度な医療技術が必要な診療科、例えばICUといったところでは、高い専門的知識や豊富な経験が必要とされるため、その分手当も多く給料が高くなります。激務で残業が多い診療科も同様です。

看護師として待遇の良い働き方を求めるならば、上記のような点をしっかりと押さえておく必要があるでしょう。その他にも、役職がある職場では昇給によって手当が加算される上に、能力が評価されることはやり甲斐にも繋がります。

資格を取得したり、昇格試験を受けるなどして役職を目指したり、夜勤の回数を増やしたり、自分にあった働き方で、収入アップを目指しましょう。